パーソナルカラー診断とは

1.パーソナルカラー診断とは

その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌)と調和して似合う色、馴染む色が「パーソナルカラー」です。
人それぞれ生まれ持った色は違うので、似合う色もそれぞれ違います。
色相・彩度・明度を軸に、「春」「夏」「秋」「冬」の4つのタイプに分かれます。

パーソナルカラーは、もともとアメリカのケネディ大統領が選挙の際、パーソナルカラーリストによるイメージ戦略も手伝って当選を果たしたことからアメリカでブームになり、1980年代に日本にも紹介されました。

以下、一般的な診断方法および診断結果の分類をご紹介します。※サロンにより異なる場合があります。

2.パーソナルカラー診断の診断方法

来ている服の色が影響しないよう、上半身をケープという白い布でカバーしたうえで、ドレープというさまざまな色の布を当てていきます。
さまざまな色を順番に肩に乗せていくことで、どのような特徴を持つ色が似合うか顔写りなどを調べ、似合うシーズン(春・夏・秋・冬)を絞ります。

この4つのシーズンの中で一番似合うシーズンを診断します。それに加え、2番目に似合うシーズンも出すサロンや、ベストカラーを出すサロンもあります。
また、この4つのシーズンをさらに細かく分け、16タイプなどに分類した診断をするサロンもあります。

3.パーソナルカラー診断によって分かること

4つのシーズンの特徴

春タイプ
イエローベース・中~高明度・中~高彩度・明清色。
春のお花畑や新緑を思わせる、ぽかぽかとあたたかくカラフルな色調。鮮やかな色からパステル調の優しい色が中心です。
オレンジやイエローなどのビタミンカラーや、春に咲くポピーの朱色ような、明るく鮮やかで元気が出るカラーが得意です。

夏タイプ
ブルーベース・低~高明度・低~中彩度・明清色と濁色。
初夏に咲く紫陽花や朝顔を思わせる、ひんやり涼しげで穏やかな色調。パステル調の色から、パウダリー、スモーキーな色が中心です。
ソフトな中間色がよく似合い、ラベンダーや水色、ベビーピンク、ミントグリーンなどのパステルカラーが得意です。

秋タイプ
イエローベース・低~中明度・低~中彩度・暗清色と濁色。
秋の紅葉や熟した果実を思わせる、温かみのあるディープな色調。黄みがかったシックな色が中心です。
マスタードやレンガ色、テラコッタ、カーキなどの大人っぽく深みのある色が得意です。

冬タイプ
ブルーベース・低明度か高明度・低彩度か高彩度・清色。
冬のクリアな空気感を思わせる、クールではっきりとした色調。コントラスト感がある原色系の色やモノトーンが中心です。
空気の澄んだ冬の雪景色に映えるような混じりけのない赤、青みの強いショッキングピンク、ロイヤルブルーなどのパキッと鮮やかな色が得意です。

※よくある誤解に、“肌の色が黄色っぽいからイエローベース”、“色白だからブルーベース”などがありますが、これらは誤った認識で、診断結果には関係がありません。
※上の画像のように、例えば“黄色は全部イエローベース”というわけではなく、黄色の中にもブルーベースの方に似合いやすい黄色があったり、青の中にもイエローベースの方に似合いやすい青があったりします。

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